パワハラ疑惑がかけられている、兵庫県知事の斎藤元彦氏。
これほど連日報道されて世間の注目が集まる中、斎藤元彦知事はいつ辞めるのか気になりますよね。
この記事では、斎藤元彦県知事の任期や、知事を辞めない理由を深堀りしていきたいと思います。
どうぞ最後までご覧ください。
Contents
斎藤元彦知事にパワハラ疑惑
斎藤元彦知事のパワハラ疑惑で内部告発を受け、内部告発をした県の幹部職員が、役職解任・懲戒処分を受け、7月に自ら命を絶った事件が、世間の注目を集めています。
県職員アンケートの結果では、5割を超える職員がパワハラを「見聞き」したと回答されています。
それに対し斎藤元彦知事は、証人尋問でもパワハラ自体は認めず
過去は取り戻せないので、もっと良い知事としてやっていく。
言動はより慎重に、襟を正していく
と、続投の意思を語っています。
この事件に対し、「なぜ斎藤知事は辞めないの?」「リコールできないの?」という声も高まっているようです。
斎藤元彦知事はいつ辞める?任期はいつまで?
現時点で、斎藤元彦知事を続けていく意思を示しているため、いつ辞めるかははっきりとはしていません。
議会の解散や、不信任決議案が可決される場合を除いて、県知事の任期満了は4年です。
斎藤知事は2021年7月に兵庫県知事に就任しているため、このまま続投した場合、任期満了は「2025年7月」となっています。
斎藤元彦県知事が辞めない理由5選
続いて、斎藤元彦知事がなぜ辞めないのか、理由をご紹介していきます。
- これまで築いた地位・キャリアを手放したくない
- 県民86万人に選ばれた自負があるから
- 不信任決議案は可決されないと考えている
- 国政への進出を考えているから
- 自身の言動をパワハラと考えていない
理由①これまで築いた地位・キャリアを手放したくない
斎藤知事が知事を辞めない理由として考えられる1つ目の理由は、これまで築いた地位・キャリアを手放したくないからです。
斎藤知事は2021年に県知事に当選。
斎藤元彦さんの「元彦」という名前は、祖父がつけていて、元兵庫県知事の『金井元彦』さんから命名されたそう。
初めて知った名前の由来とこれまでの人生経験が重なり、私は総務省を選ぶことを決めました。
地方自治の道を志し、いずれ、兵庫のために尽くすことが、入省時に抱いた目標と夢でした。
引用:斎藤元彦ホームページ
このような熱い想いを胸に、斎藤知事はこれまで、県立学校の環境整備や万博の「ひょうごフィールドパビリオン」の取り組みなどに尽力してきました。
一方で、ニュースでも報じられている通り、
- ゴルフクラブをおねだり
- カニを独り占め
- 知事がロードバイクに乗りたいというので、某企業が寄贈した
- 養殖海苔の視察で大量の海苔を持ち帰った
- ネクタイを試着してそのまま帰った
などと、知事職という地位を利用して、美味しい思いもしているようです。
また、神戸新聞によると、斎藤元彦知事の年収は1,761万円と報じられています。
斎藤知事の年齢・46歳男性の、平均年収が634万円ですので、平均の倍以上をもらっていることになります。
これらを、自ら手放すということは、簡単ではないのかもしれません。
理由②県民85.9万人に選ばれた自負があるから
考えられる2つ目の理由は、兵庫県民85.9万人に選ばれた、という自負があるからです。
斎藤知事は、2021年に兵庫県知事選に挑戦。
元兵庫県副知事だった金沢和夫さんら4人を破り、85.9万票を獲得し、見事当選を果たしました。
2位の元副知事と258,000票の差をつけて当選し、県民に選ばれたという自負、責任感から、簡単には知事を辞められない、と考えているのかもしれません。
理由③不信任決議案は可決されないと考えている
考えられる3つ目の理由が、兵庫県議会の不信任決議案は可決されない、と考えているからです。
斎藤知事のパワハラ疑惑をめぐっては
斎藤知事のもとで県政を前に進めるのは困難だ
として、立憲民主党などの議会の会派が、9月19日に開会する県議会で不信任決議案を提出する方針です。
不信任決議案の可決には出席議員の3/4の賛成が必須で、全議員が出席した場合、65人の賛成が必要です。
2021年に斎藤知事が当選した際、無所属でしたが自民党・日本維新の会の推薦を受けていました。
現在、最大会派の自民党県議団が37名、維新の会県議団が21名といるため、彼らが賛同しない限り、斎藤知事の不信任決議案は可決しないことになります。
斎藤知事は、「可決されないだろう」と高をくくっているのかもしれません。
理由④国政への進出を考えているから
考えられる理由4つ目は、斎藤元彦知事は国政への進出を考えているからです。
これまで、東大卒、総務省で働いた経歴をもち、エリート街道を突き進んできた斎藤知事。
兵庫県知事としての任期満了の2025年7月以降は、衆議院議員など、国政への進出も視野に入れていると考えられます。
そのため、簡単に知事職を辞めるわけにはいかない、というのが正直なところかもしれません。
理由⑤自身の言動をパワハラと考えていない
考えられる理由5つ目は、斎藤元彦知事は自身のこれまでの言動をパワハラと考えていないからです。
斎藤知事が出張先で公用車を降りてから建物入り口まで約20メートル歩かされ、職員を怒鳴ったとされる件。
百条委員会において、斎藤知事は当時の指導について
過大な要求というよりも、合理的な指摘だったと認識している
と、パワハラを「指導」と正当化している節が見られます。
斎藤兵庫県知事のリコールはできないのか?
斎藤兵庫県知事のパワハラ疑惑をめぐっては、「なぜ辞めないの?」「リコールできないのか」といった声が多くあがっています。
このまま、斎藤知事が開き直り続ければ、「リコール」か「不信任決議」をしなければ、任期満了まで居座り続ける可能性もあります。
【リコールとは?】
「リコール」とは、有権者が公職や役員の解職を求めることができる制度で、憲法で保証されている権利
兵庫県の選挙人名簿登録者数は2,130,969人(2024年6月1日現在)
リコール請求するには、36万6372人以上の署名が必要
「リコール」を実行するには、かなりハードルが高く「したくてもできない」というのが実情のようです。
しかし、オンラインで「知事辞任を求める請願」に署名できるサイトがありました。
気になる方は、こちらのサイトをご覧ください。
▼▼オンライン署名は、こちらから▼▼
まとめ
以上、斎藤元彦知事がなぜ辞めないのか理由を深堀りいたしました。
- これまで築いた地位・キャリアを手放したくない
- 県民86万人に選ばれた自負があるから
- 不信任決議案は可決されないと考えている
- 国政への進出を考えているから
- 自身の言動をパワハラと考えていない
今後も、ニュースの続報がはいった際には、追記していきたいと思います。
【斎藤元彦知事の家族構成や実家について】も調査したので、こちらの記事もご覧ください。
【斎藤元彦さんの出身高校は偏差値75の愛光学園!】については、こちらの記事をご覧ください。
【斎藤元彦兵庫県知事のパワハラ告発文の内容まとめ】についてはこちらをご覧ください。
【斎藤元彦知事に似てる有名人5選】については、こちらをご覧ください!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!